祈り

輪王寺・由緒

輪王寺は、伊達家第九世大膳大夫政宗夫人の所願により、第十一世、大膳大夫持宗により嘉吉元年(1441)四月八日に奥州伊達郡梁川に創建されました。その後、伊達氏の発展躍進の時代伊達氏の居城の遷移に従い、西山、米沢、会津、米沢、岩出山を転々とし、慶長七(1602)年仙台に移り現在の地に至りました。
伊達家一門格の寺院として、その擁護のもと明治維新を迎えるに至りました。明治九年(1876)北山に発した野火のため、仁王門を残し七堂伽藍を全焼再興の策なく荒廃のまま二十数年が経ちました。

お勤め
本堂内部
境内
庭園全景

明治三十七年(1903)福定無外和尚が曹洞宗より選任され復興に当たられました。小さな小屋から始まり、少しずつ伽藍の整備を行い大正四年(1915)本堂・庫裡を完成。庭園は大正期の後半から造園が開始され、無外老師と多くの方々の尽力により仙台市民に親しまれる、現在の庭園が形作られました。
輪王寺の地下を通る都市計画道路工事に伴い、輪王寺の参道の杉並木は伐採されました。この参道を人々の手でよみがえらせる森づくりの活動によって現在の輪王寺を取り囲む「自然」がはぐくまれています。輪王寺は森づくりの実践の中で多くの皆様に自性清浄心・自然を愛しむ心を呼び覚ます寺院としても活動しています。

観音像
半杓庵
三重塔
   庭園全景  

輪王寺ゆかりの人々の墓

輪王寺には、伊達家をはじめ仙台にゆかりのある各界の方の墓所がございます。


江厳寺殿

十七代政宗の八男竹松丸。元和元年(1615)没、七歳。側に殉死者の墓二基がある。

飯沼貞雄

会津白虎隊唯一の生存者。(当時十六歳)昭和六年(1931)七十八歳没。

志賀 潔

赤痢菌発見者。文化勲章受章。仙台市名誉市民。昭和三十二年(1957)八十七歳没。

今村 均

陸軍大将。高潔な武人として知られる。昭和四十三年(1968)八十二歳没。