輪王寺・散策

輪王寺MAP
輪王寺MAPm
庭園1
庭園1m
庭園2

禅庭園

輪王寺禅庭園は東北有数の名園として知られ、仙台市内外から多くの方々に拝観いただいています。新緑に包まれた春から夏にかけ、サクラ、ツツジ、サツキ、アヤメ、アジサイなどが鮮やかに彩りを添え、秋は華やかな紅葉が心を和ませます。回遊式の美しい日本庭園は、四季を通して自然の美しさが異なる趣を放ち、深い安らぎを与えてくれます。

庭園3
庭園4
庭園5
三重塔1

三重塔(宝楼閣)五重塔

三重塔は、昭和56年(1981)開山五百回大遠忌を記念し建立されました。仙台市指定有形文化財 釈迦如来坐像をお祀りしています。
御開帳 毎月1日、15日にご覧いただけます。
五重塔は、昭和15年(1940年)に自然石を使用し建立されました。
高さ二丈六尺(約780cm)。戦死者慰霊のため般若心経2,600巻が埋蔵されています。

半杓庵1
釈迦如来坐像

釈迦如来坐像(仙台市指定有形文化財)

像  高三十三・四センチメートル
制作年代江戸初期(寛文四年・一六六四年)
材  質
解  説檜材玉眼入り寄木造りの坐像で、体内には金泥が衲衣部には金箔が施されている(下地布張漆塗)。衲文の装飾には江戸初期頃上方の仏師がよく行った緑青で斜格子を入れ、中の花菱等の文様を浮き出させる手法が取り入れられている。像形は両手を膝上に禅の定印(法界定印)を結び、全体的に安定したスマートな姿をしている。像の底板には朱書きで、「御釈迦 寛文四年 甲辰十月吉日 御幸町通毘沙門町大仏師 法橋宋仁 重次作」 との銘文があり、この像が寛文四年に作られたことがうかがわれる。尚、光背・台座とも文様・金泥の状況等からみてこの像と同時に作られたものと考えられる
※御開帳毎月一日、十五日、庭園内にある三重塔でご覧いただけます。
半杓庵2
半杓庵2m
半杓庵3

半杓庵(茶室)

四季の花や景色を望む本格的な茶室として昭和32年10月に落成。
和敬静寂の真味を味わう茶禅一味の道場として、裏千家様の毎月定例の茶会や多くの茶会の場としてご利用いただいております。
41世無外禅師の「半杓の水はわが為に用い、半杓の水は子孫の為に残さん」と確守された教訓から42世日置五峰師により「半杓庵」と命名されました。

半杓庵4
半杓庵5
本堂1
本堂1m

本堂

明治9年(1876)野火に類焼し灰燼に帰した輪王寺の復興を、明治36年(1903)曹洞宗大本山、永平寺と総持寺から任された福定無外和尚は、辛苦十余年、寝食を忘れて再建に努力され、大正4年(1915)現在の本堂が完成にいたりました。

本堂2
鐘楼吼月楼と大梵鐘

鐘楼吼月楼と大梵鐘

鐘楼吼月楼と大梵鐘は大正9年(1920)に完成しましたが、大梵鐘は太平洋戦争時に供出され、現在の鐘は昭和33年(1958)人間国宝長野垤志によって鋳造されました。

仁王門1

仁王門

仙台藩四代藩主伊達綱村により建立された、江戸時代中期の堅実な手法を伝える八脚門(はっきゃくもん)として創建当時の面影を残しています。明治9年(1876)北山一帯に起きた大火によって輪王寺は七堂伽藍のすべてを失いましたが、唯一この仁王門は残りました。前面左右に仁王が配され、切妻造、本瓦葺、白木造の建造物として仙台市指定文化財ともなっています。

坐禅堂

坐禅堂

坐禅は曹洞宗において、最も重要な行です。曹洞宗における坐禅は「只管打坐」(ただひたすらに座ること)です。一般の方にも坐禅に参加していただけるよう毎週土曜日には無料の坐禅会を開いております。

定期開催土曜坐禅会:毎週土曜日18時30分~20時開催