いま、ここにある生命力に溢れる森。
5年にわたり、大勢の方と共に苗木を植樹した日から10年以上。まだ樹高30~50cmだった62種類32,000本の苗木はいま、豊かな森となって輪王寺を緑で包み込んでいます。かつての参道の杉並木は、18,000もの多様な樹木が茂る「輪宮の森」として生まれ変わり、豊かな風景が参道される方を迎えます。
また、東日本大震災では震度6の揺れに見舞われた仙台ですが、輪王寺に植樹された樹木はしっかりと根を張り、斜面を守り、1本も倒れることなく屹立。
この生命力に溢れた本物の森ではいま、高木、中木、低木、草本植物が互いにいがみ合い、競争と我慢をしながら精一杯、共生しています。